
ミスコピー用紙裏 シャープペンシル
教会の日曜礼拝に初めて行ったのは高校生の時でしたが、小生は信者ではありませんので、現時点では後にも先にもこれ一回だけです。
その日、遊ぶ約束をしていた信者である友人が、礼拝に行ってから出かけようと言うので、教会に足を踏み入れた。その友人は両親が信者であるので洗礼を受けたようで、本人は熱心な信仰者ではなく、学校でもワルに分類される方でした。教会の中では大勢の信者が、牧師さんの言葉に合わせて「アーメン」だとか起立して賛美歌を歌ったりするのですが、小生はそのタイミングも何もわからず、集団の中にいるにもかかわらずものすごい孤独感を感じた記憶があります。
礼拝を終えてからその友人と本屋に行ったのですが、彼は本屋から本を万引きをして出てきた。そして一言「教会に行ったから今日は許して貰えるねん」と。
宗教について真剣に考えたこともない年頃でしたが、そんなもんなのかなぁと空虚な思いしか浮びませんでした。