
大和郡山の古民家風染物屋です。
自転車でぶらぶらと流していて、ふと描いてみたくなりました。
道路の向かいの家の花壇に腰掛けて描きましたが、道が狭く車が通過するたびにスケッチを中断し、足を引っ込めたところを私の目の前と止めた自転車ギリギリにゆっくり車が通過して行きます。
狭い道なので、ほとんど車は通らないだろうと思っていましたが、成人式の会場が近くにあったので結構通るのです。
で、そうするうちに窓が黒く車内が見えない大型高級車が近づいてきました。直ぐ手前で止まり、真っ黒なウィンドが下がると、どこで手に入るのか不思議なぐらい派手な原色の羽織を着たピアスに金髪の新成人(男)が顔を覗かせた。路上を占拠している私に非があるので「やばっ」と思ったけど、その新成人の兄さん、隣の運転手に
「おーらいおーらい いけるいける ゆっくり〜」などと誘導をはじめ、ゆっくり高級車は進んで行きます。
ほぼ通過し終わった頃、「ごめんなぁ」と謝罪の言葉でもかけようかと思っていたら、向こうが先に、
「すいませんでした」と・・・。悪いのは私の方なのですが。
柄に似合わず礼儀のある新成人で、服装や身なりで常識が無いと決め付けるのはどうかと思ってしまいました。
そのまま礼儀のある大人になるんだよ・・・と走り行く高級車を見送るおじさんでした(笑)。
とういう訳で、今日の絵は非常に稀な現地スケッチです^^;。
posted by Hiro, at 22:02|
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なら
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